カメラスライダー、スライダードリーなどとも呼ばれますが、三脚にのせて使用する特機で、簡単に移動撮影のような効果が出せます。
さて、このスライダーですが、Amazonなどで検索していただくとわかりますが、安いものから、そこそこの値段のものまで、たくさんあります。
私もいくつかのスライダーを試しましたが、一長一短があり、結果的に現在の「コノバ カメラスライダー K3 60 cm 」に至りました。
どこに着目して選んだのか、ポイントを紹介します。
・Point 1 ベアリングの有無。
ベアリングについての解説はしませんが、ベアリングがある方が、スムーズに動かすことができます。
ベアリング無しのスライダーも使ったことがありますが、スムーズに動かすのは難しかったです。
・Point 2 長さ
長い方が移動の幅が広く、より効果的な撮影ができるのですが、問題はたわむということです。
80cmぐらいまでは1つの三脚。それ以上は2つの三脚で支えた方がいいようです。
当然、2つの三脚というのは大掛かりになってしまいますので、80cm以下がオススメ。ただ、80cmでもカメラが重いとたわむことがあります。
・Point 3 モーターの有無
モーター付きだと、機械的に安定したスピードで撮影できます。
ただ、なれないと設定に時間がかかります。私はモーターはなくてもいいと判断しました。
以上のポイントから、ベアリリングありの60cmタイプ、そのなかで、レビューなどを見て、この機材を選びました。
上の写真は床置きの場合。ヘッドはマンフロットのMVH500AHを使用しています。
下の写真は三脚に取り付けた場合。私はたわみをより防止するため、雲台ではなく、釜に直接、スライダーを取り付けて使用しています。
数年使っていますが、いい感じですよ。
以下は今回紹介した機材です。
マンフロットのMVH500AHは後継機材も発売されています。